地域新聞辻堂タイムズ
 
辻堂物語 その1
辻堂にはこんな昔話があるのをご存知ですか…? はるか昔に思いをはせてみませんか。
 
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「さがみの かさぎ」  (辻堂西町)
辻堂西町に、さがみのかさぎという大きな松があった。
今から百四十年前の正月十四日に、さいとやきの火が燃え移ってね、火を消すにも松が大きくて消せないので、切り倒すことにしたら、あしたの朝までかかったそうだ。 
 
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「でんばくさまのさかさあし」 (辻堂東町)


梶原景季(かじわらかげすえ)がいくさのため、辻堂の田畑明神(でんばくさま)のところを走りかかったとき、畑にいた人たちが、景季のよろいが立派でないので笑ったんだと。
景季怒ってむちにしていた葦を逆さに泥沼にさしたんで、それからここの葦は逆さに伸びるんだよ。

   

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おしゃれじぞうさま」 (引地)


引地のおしゃれじぞうさまは、いつも白くお化粧をしています。ちいちゃんが小学三年の時、ばあさまが「算数を五にしてください。」と拝んだら、五になったんで、ばあさまがお米の粉できれいにお化粧をしてあげたんだって。これ、ほんとよ。

 
参照文献「ふじさわのむかしばなし」 藤沢市教育文化研究所
 
2010年10月号地域新聞辻堂タイムズ掲載記事