地域新聞辻堂タイムズ
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東北から想いを乗せて・・・復興支援イベントを藤沢で開催!

東日本大震災復興支援企画
「人形劇 ひょっこりひょうたん島」「カメラを通して見た 3.11」

   

 震災直後から東北が復興に向かう姿を写真に収め、全国に向けて発信し続けているフォトジャーナリスト佐藤慧(さとう けい)さん。佐藤さんの両親は震災で壊滅した陸前高田市に住んでいた。取材を続けている佐藤さんの復興への想いを込めた講演会が『カメラを通して見た3・11』と題して(公財)藤沢市みらい創造財団の主催で藤沢市民会館で行われることになった。
講演開催のきっかけとなったのは、(公財)松下政経塾とボランテイアによる取り組み『東日本大震災、救援物資プロジェクト』(*)から始まり、スターバックスコーヒー ジャパン(株)、キャノン(株)、(公財)松下政経塾の連携による” 復興支援企画“ として展開されている『道のカフェ』。
『道のカフェ』とは、被災地にオープンスペースのカフェを開き震災後の皆様がリフレッシュして対話できる場をつくり、地域コミュニティの再生を目指すもので、昨年7月から全国で随時開催されている。このカフェプロジェクトへ佐藤さんが写真を通して特別参加している。
今回は佐藤さんから支援プロジェクトへの想いが込められた講演会となる。また、講演会と同時に、そのモデルとなったとされる被災した岩手県大槌(おおつち)の蓬莱島(ほうらいじま)にちなんで人形劇『ひょっこりひょうたん島 〜泣いたトラヒゲの巻〜』も上演される。『ひょっこりひょうたん島』は昭和39年からNHKで5年間にわたり全1224回放映され、視聴率30%を超える大人気の国民的人形劇。今回は” 生誕50年“ を迎えて復刻版として書き下ろされたもの。かつてテレビにかじりついて見ていた世代も、人形劇を新鮮に感じる子どもたちも夢中になるイベントとなりそう。
地元藤沢で、復興に向けた活動に触れることで、人と人のつながりをしっかりと感じたい。今、願いを込めて。

 
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仮設住宅で開催した「道のカフェ」にて、大切な人との会話を楽しむ人々
「道のカフェ」 http://www.michinocafe.com/
 
   
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(C)井上ひさし/山本護久・ひとみ座・NEP21 キャラクターデザイン片岡昌

   

佐藤 慧 (著)〜佐藤慧さんからのメッセージ〜
「カメラを通して見た3.11 〜未来への意志〜」に寄せて
8月18日、藤沢市民会館小ホールにて、東日本大震災についての講演をさせて頂きます。もともと、僕はフォトジャーナリストとしてアフリカの貧困や紛争をテーマに取材を続けていたのですが、今回の震災で、両親の住んでいた街、陸前高田市が壊滅するという事態を受け、震災直後から今に至るまで、ずっと現地の取材を続けています。瓦礫に埋もれた街をさまよい、人々の話に耳を傾け、絶望的な状況の中、それでも未来を見据える人々の姿をシャッターに収めてきました。スターバックス、キャノン、松下政経塾のみなさんとご一緒させて頂いた「道のカフェ」プロジェクトでは、人間というものが生きていくためには、確かな心の繋がり、交流が不可欠だということを学びました。今なお、被災地には沢山の痛み、悲しみが消えること無く残っています。約2万もの失われた命、残された人々、そのひとつひとつの痛みの意味を改めて問い、未来への意志を紡いでいきたいと思います。 

フォトジャーナリスト 佐藤慧(さとうけい)

touhokushienn3 出版された『ファインダー越しの3.11 』 安田 菜津紀 ,
渋谷 敦志 ,

(*)東日本大震災 救援物資プロジェクト…
昨年3月23日〜4月9日まで茅ヶ崎市汐見台の松下政経塾体育館で救援物資の受け付けが行われた。期間中、辻堂、茅ヶ崎、藤沢の湘南地区をはじめ九州や四国など全国から合計1500件、合計81トン相当の物資が寄せられた。この物資はボランテイアの人々により分類、仕分け、梱包が行われ、トラックで6ヵ所の被災地の避難所へと運ばれた。

 
東日本大震災復興支援企画 人形劇「ひょっこりひょうたん島」「カメラを通して見た 3.11」
日時:2012年8月18日(土)  開演16:00 (開場15:30)
会場:藤沢市民会館 小ホール(神奈川県) 料金:2,000円(全席自由)
【出演】人形劇団ひとみ座 【講演会】佐藤慧 ★未就学児のご入場はご遠慮ください。
チケット販売 藤沢市民会館 0466-23-2415・湘南台文化センター 0466-45-1550
プレイガイド チケットぴあ0570-02-9999(Pコード 420-628)
相鉄グリーンぽけっと 横浜駅 045-319-2404 湘南台駅 0466-46-1338
財団ホームページより http://www.f-mirai.jp
●主催・問合せ 公益財団法人 藤沢市みらい創造財団芸術文化事業部(Tel. 0466-28-1135)
●後援 藤沢市・藤沢市教育委員会
 
当日の会場では岩手県大船渡市越喜来(おきらい)地区から「鬼が喜び来る豊かな土地」をめざして新しい産業として作られ始めた箸・・・「鬼喜来箸(おきらいはし)」の販売や、復興支援の東北物産市の開催も予定されている。
「鬼喜来箸」のお問合せ:担当 中野圭さん 
電話:080-1852-4891 
メール: keinakano0426@gmail.com
 

2012年7月号地域新聞辻堂タイムズ掲載記事