地域新聞辻堂タイムズ
 

辻堂物語その24 引地川の橋あれこれ@

 

 。 かつて多くの動物、魚、水鳥が生息していた「引地川」。自然の風物詩を織りなしてきたこの「動物」が引地川の橋のモチーフとなっています。

●「大平橋」の由来
  昭和のはじめ頃まで、引地川は曲がりくねっていて、大雨の都度、川は氾濫し付近の住民は家屋の浸水や農作物の被害に悩まされていました。このため藤沢市では昭和7年から河川工事を行いました。
  この時期に付近一帯の宅地開発を進めていた平沼覚治郎さんは、川を挟んだ東西の交通のためにと橋の新設に多額の寄付をしました。こうして昭和10年に橋がかけられました。平沼覚治郎さんと当時の町長の大野守衛さんの2人の頭文字をとり、橋は「大平橋」とし、この付近を「大平台」という地名にしました。 

●豆知識 引地川は「動物」がモチーフだが、藤沢市の東の「境川」は藤沢の街と関わりのある「植物」がモチーフとなっている。
(例:山本橋「コヒルガオ」、西浜橋「ハマユウ」、境橋「鵠沼欄」、大道橋「黒松」、東橋「フジ」) 

                                           (参照:藤沢市道路部道路建設課「藤沢の橋」)

 
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「日の出橋」 かつて周辺に多く生息していた「千鳥」が羽ばたく姿の彫刻があります。カモメと思っていた方もいるのでは…。
橋の上には何羽の千鳥がいるでしょうか?          …答えは20羽でした
   
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「作橋」の上の彫刻は、ただの「鳩」ではありません。白くて美しい2羽の「孔雀鳩(くじゃくばと)」です。
   
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 鵠沼稲荷神社の近くの「稲荷橋」はキツネがモチーフとなっています。橋の柵の色はキツネ色に、親柱の側面をよく見るとキツネの形があるんですよ。
hikijigawa5 「龍宮橋」

2013年月6月号地域新聞辻堂タイムズ掲載記事