地域新聞辻堂タイムズ
 

松下政経塾日記 3

 
  今月は「朝会」について書かせていただきます。
松下政経塾では毎朝、朝会があります。皆様の会社にも色々な形であるでしょうが、私たちの朝会は8時45分から黎明の鐘を清聴し、塾是・塾訓・五誓の唱和からはじまります。塾是・塾訓・五誓とは何なのか、簡単に説明させていただきます。塾是とは塾の目標、塾訓とは私たち塾生がどのようにしてその目標を達成するべきか書かれたもので、五誓とは具体的に塾生が取るべき行動です。そのうちの今月は塾訓をご紹介いたします。
『素直な心で衆知を集め  自修自得でことの本質を究め  日に新たな生成発展の道を求めよう』というのが松下政経塾の塾訓になります。
毎朝唱和していても、不思議なもので、その時の自分の気持ちで違った捉え方をします。例えば、何か上手くいかないことがあれば「素直な心で衆知を集め」という塾訓によって「素直じゃなかったから、うまくいかないのかな。素直な心で人の話を聞いてみよう。新しい気持ちで切り替えていこう」とマイナスであった気持ちを少しだけ前向きにしてくれたり、また、逆に人から誉められ、うかれていると「自修自得でことの本質を極め」というに文から、「誉められたけど、これは本当に本質なのだろうか?」と考えさせられます。
人によっては「塾生にとって、松下幸之助さんは神様みたいな存在なのですか?」と聞かれます。宗教的だという方もいらっしゃいます。もちろん、松下幸之助の私塾ですので、塾主あっての松下政経塾ですが、神様でも宗教でもないと私は中にいて思います。自分は自分自身そのものでしかなく、塾主は、困った時や迷った時、また道を踏み外しそうになった時に助けてくれる存在なのだと感じます。それが端的に示されているものが塾是であり、塾訓であり、五誓になります。
来週も私の1日をお伝えしたいと思います。

プロフィール:第34期生 松本 彩(まつもと あや)1986年11月12日生 神奈川県鎌倉市出身

 
 

matushitaseikei
塾是、塾訓、五誓の全文
 
 

2013年月7月号地域新聞辻堂タイムズ掲載記事