絵手紙サークルの会
   


《ハガキ1枚1時間の幸せ》

 辻堂団地の集会場で静かに絵筆を進める人々を訪ねた。春らしい題材の桃と菜の花を囲んで、誰それなく話し、笑いながら葉書に花を描く。

 6年前、団地内の福祉部の役を務めたメンバーが、継続して始めたサークル。最初は先生に付いたが、いつの間にか仲間だけのおしゃべり半分・絵半分のざっくばらんの会に様変わりしていた。湘南よみうり絵てがみ大賞への出品(2人が入選)や、自治会の文化祭やサティーでの展示会などの活動で除々に実力も付けて来た。

 中村さん(会社員・男性)「山へ行くことが好きで、時々こもって絵を描いたり、スキーをします」スケッチブックに描いていたのはmt.富士、ファンも大勢いる実力派だ。曽根さん(会社員・女性)「絵手紙を始めるようになって、筆と絵の具を揃えた。気心の知れた方と草花を描くのが好き。将来は風景画を描けたらいいですね」中村たづ子さん(くりえいと・女性)「最初は何だか大変なことになりそうだ、やだなぁと思いました。花を描くのが苦手だし、風景画もおおざっぱだし…。だけどひとつ、絵手紙大賞の企画を通じて、親しいお付き合いができるお仲間ができました、感謝しています」武田さん(老友会副会長・女性)「老友会の会員の方宛に1ヶ月に4〜5人、年間で50枚、お誕生日の絵手紙を送ります。体の具合を察したり、元気が出るような文章を添えて…。皆が喜んでくれるのが嬉しくてずっと続けています」皆はこの時、会計と部屋取り担当の武田さんに敬意を表した。飯島さん(女性)「手先は器用な方で、折り紙、手芸が得意です」色使いが綺麗で、ジミー大西的だと回りが賞賛。

 当日欠席された、長谷川さん(男性)や亀井さん(女性)の計7名が和気藹々の仲間だ。誉めあったり、話しばかりで終わっても、仕事の後ここに来るとほっとするらしい。絵を描く事で自然のものが見え、道を歩きながら空や山、川の色が新鮮に感じられるようになったと言うこの頃だ。

※辻堂団地内集会場A室 第1・3水曜日 20時〜21時 連絡先/団地内くりえいと 中村さん0466(34)1030

(2002年辻堂タイムズ3月号・掲載記事)