辻堂クリニック
医学博士 藤巻 淑先生インタビュー
「プライマリーケアの医療を」


 
 みぞぐちクリニック(羽鳥)が辻堂クリニックに変わった。従来通り溝口先生は水曜と各週土曜日に担当する。辻堂クリニックの藤巻先生にお話を伺ってみた。
 辻堂クリニックは、内科、小児科、心療内科、整形外科、ペインクリニック(注)、リハビリテーション科等プライマリーケアを目指す。「いわば、昔でいう家庭医や主治医…出来る限り様々なお困りの症状に対応したいと考えております。診断後更に必要であれば、専門医を紹介しています」と藤巻先生。
 大学医学部卒業後、ハーバード大学へ留学し疫学を専攻した。疫学とは、病気にならない為の医学や再発しない為の医学、つまり予防医学だ。留学時代には、欧米人は健康自己管理の意識が高く、朝出勤時や前にマラソンしている人の多さに驚いたそうだ。しかし、ファーストフードやジャンクフードの多い食生活の悪さが食文化として根付いているという。「日本の食文化の方が健康的です。しかし段々日本も欧米の後追い現象が起きつつあります。豊かになった食生活から動脈硬化が増加傾向にあり、辻堂クリニックでは頸動脈の超音波検査を行っており、首の動脈年齢が判ります。首の頸動脈にプラークが
溜まることが、脳卒中や脳梗塞を引き起こす原因にもなります」。また、女性に多い鉄欠乏性貧血をはじめとた、様々な病気に対して効果的な栄養指導もしてくれる。また、不眠等で悩む方もいる。「ご自身では気が付かないうちに実は軽いうつ状態だったりします。仕事や勉強がめい一杯でなる場合もありますし、慢性疾患によるうつ状態の方もいらっしゃいます。そんな時には総合的な治療が必要なケースもあるわけです」。
 幼い頃は頻繁に扁桃腺が腫れ食も細く、扁桃腺の除去手術を機に医者を志した藤巻先生。術後は食欲も回復し高校生時代にはシュワレッツネッガーに憧れ、ボディビルダーのジムに入り鍛えたそうだ。洋書を読んでトレーニング理論や栄養学を学び、自分の体で実践してきた。「最新の予防医学・栄養学で学んで来たことをみなさんに伝えていきたい。そして、病院に行かなくても済むようになるといいですね」。
ペインクリニック(注)=痛みをとるまたは和らげる治療やリハビリテーションのこと
*辻堂タイムズ2005年6月号掲載記事
医療法人回生會 
辻堂クリニック(旧みぞぐちクリニック)
藤沢市羽鳥3-1-8W103 
tel 0466-33-8899
http://www.tsujido-clinic.jp