ボランティアしようよ


環境大臣賞受賞 府川セツさん(羽鳥在住)



町内会、環境問題・福祉活動ボランテイアとして長年地域に貢献してきた府川セツさん。平成13年の環境大臣賞受賞を幅広い活動の励みとしている。昭和53年から町内会環境部長として環境問題に関心を持ち、市民集会では、他市と石名坂焼却炉を比較したり、ゴミ減量、まちの美化のための選挙ポスター掲示方法、雨水の再利用などを提言した。
 「専業主婦の私が、夫の後押しで神奈川女性会議に参加し、横浜の大学で講義を受け、ペットボトル廃棄物化問題について大学の研究室を訪問し、環境保全・リサイクルの必要性など多くの事を学びました。環境問題は私のボランテイア活動の原点でした」。『めいじ自治連』(第22号)に地区生活環境協議会の活動として紹介した。ゴミ処理場延命のためにも減量化対策を講じることが急務と語る。介護についての体験・情報を仲間と分かち合ったことが縁で、*「明治地区地域福祉推進委員会」を立ち上げ、福祉にも携わる。時代に合わせた新しい活動を行ったので、「前例が無い・時期尚早など、色々批判を受けました」。介護保険制度と社会福祉法の改定により時代は様変わりし、『市社協ふじさわ?』に会の軌跡として投稿し、藤沢パステルタイムでも『地域で支え合うボランテイア若草「友遊園」』として放映された。 活動を続ける中で、ボランテイアが点と点での活動にすぎないことに気付き、ネットワークとしての活動とすべく『ボランテイア連絡会』を設立。高齢者・障害者福祉・国際理解・環境他の諸分野で活動団体間の情報交換、交流・相互理解により活動の活性化と質の向上を図り、トークの会、講演会等を開催し、広報誌を発行。十月には、福祉制度、ボランテイアと市民活動、市福祉政策と高齢者の現状と将来推計、高齢者・障害者の心理などの基本的な講義と市内施設見学を加えた『ボランテイア養成講座』を開催した。12月3日には産業センターで『四十歳からの健康づくり』をテーマに*古橋章先生を招き、『健康落語』を開催した(ボランテイア連絡会発足十周年記念事業)。「最近、NPO法人活動が盛んですが、ボランテイアの志の原点は同じです。改革した制度に合わせた組織の下で地域福祉を充実するためには、実践活動に参加するボランテイアの皆さんの志(魂)と実行力が必要です(仏作って魂入れずとの諺もあります)」。地元中学校生徒と夏休みの一日福祉体験学習も昨年で十五回を数え、07年に訪れる団塊の世代の退職期を迎え、今年は新しい時代にマッチしたボランテイア活動土台作りの第一歩も踏み出した。

*昭和六一年県・市の総合福祉モデル地区の指定を受け、明治地区地域福祉推進委員会を設立した
*古橋章先生 横浜市旭区福祉保健センター所長(医師)
 明治地区地域福祉推進委員会(ボランティアグループ)
 住民相互の助け合いを基本に介護保険外在宅サービス(有償)
 中学生対象特別養護老人ホーム1日体験学習
 高齢者サロン若草「友遊園」 藤沢市給食配食協力員
 健康づくり普及推進団体「健康ふじさわ」
 市民まつり、公民館まつり他イベント等に参加
 研修、ウォーキングマップ作成など健康づくりの普及と実践活動の推進

◆プロフィール
 ボランティア連絡会会長(藤沢市) 生活環境連絡協議会会長(藤沢市)
 健康づくり普及推進団体「健康ふじさわ」会長(藤沢市) 
 生活環境協議会会長(明治地区) 羽鳥山町内会会長(明治地区)

  

辻堂タイムズ2005年12月号掲載記事