囲碁同好会(辻堂公民館)


 辻堂公民館の1階和室では囲碁ファンが毎週火曜日の午後1時から4時まで、碁盤を見つめながらじっくりと対局を楽しんでいる。現在会員は約60名で、そのほとんどが60から80歳までの男性陣と女性3名から成る。

 会長の高橋浩さんは「会が出来て15年ぐらい、どなたでも受け入れています。入会金や会費は不要です。親善が目的で、似たようなレベルで自由な組み合わせで臨めるのがここの魅力でしょう。囲碁は構想を立て、攻めと守りの策略を練り、自分の面積を広げて行くことに石を握る楽しみがあります。―今来ているお子さんたち3人は一月前からセンターに申し込みをして、大人たちに教えてもらいながら碁を打っています。夏休みには囲碁教室も開かれています」

 山根くん(11)は「『ヒカルの碁』のマンガを読んでおもしろそうだと思った。将棋は行く場所が決まっているけど、囲碁は決まらないのがおもしろい」、吉田くん(11)は「マンガが楽しい。お父さんとはやらないけど、友達とやる。学校では雨の日に将棋クラブへ行って碁をやります」、落合くん(11)「ここで習字をやっていてこの会を見つけました。思い通りになることが楽しい」と感想を語ってくれた。

 碁盤を見つめる眼差しは真剣、取り巻く大人たちが見守る姿も微笑ましい。時には、「打つ時は石で遊ばない」「碁は石を取るんじゃなくて面積を取るんだよ」のアドバイスの声。布石の基本や定石の基礎を学ぶことは日本棋院の正式な免状を取る上でも大事なことになる。囲碁が好きな大人たちが集う場所。子供たちは戦術を教わりながら考えることを覚える。

果たして“神の一手”は打てるのか、ヒカルや塔矢アキラを目指す子供は増えそうだ。

見学・申し込みは火曜日13時から16時まで直接辻堂公民館の会場へ

(2002年辻堂タイムズ4月号掲載