毎月、様々な方が登場します今月号のトークは…

辻堂リレートーク 第2回

藤沢市議会議員 (文教常任委員会委員長)
 松長泰幸さん


《後 編》


教育の正常化を目指して…


 サラリーマン、中国留学を経て、青年経済人として地元の青年会議所で活動しているうちに地域の為に、人の為にお役に立ちたいという志を持ち市議になった松長さん。
 高砂小、高浜中出身で中学時代はラグビー部で海浜公園でよく練習したそうだ。この夏より会派としての藤沢新政会としてローカルマニュフェストの作成を提唱されている。そして今年、文教常任委員会委員長を務めている。お話しを伺ってみました。
 「今何故、ローカルマニュフェストが重要視されつつあるのか。それは今までの官僚主導の政治に限界を感じているからです。それを打破するためには、ローカルマニュフェストを示し、行政主導の政治から、政策主導の政治を確立する必要があると感じています。そして、公約をより具体化したマニュフェストを掲げ、市民の起点たった政策本位の政治を確立すること。かつ、責任の所在も明確にしていくことが大切です。今後は、こういったマニフェスト型選挙が根付いていくのではないでしょうか。そして、市民に幅広く関心を持ってもらうために情報公開が重要であると考えています。

 さて、文教常任委員会としては6月議会で一番熱く議論されたのが、中学校の教科書採択です。昨年から藤沢市が単独で教科書を採択できるようになり、本市の教育委員会の見識が今まで以上に問われます。是非、父兄の皆様には今一度子どもの教科書に関心を持って目を通して頂きたいと思います。特に争点となった歴史教科書は日本人としてのアイデンティティーを育むための大切な教育です。同時に国際人として通用するためには、自国の歴史・伝統・文化を正しく理解し、日本人として、自覚と誇りを持つ事がますます要求されます。それをを小さい頃から学校教育でしっかりと教えていくことが望ましいと考えます。一方で、学校教育では、行き過ぎたジェンダーフリー教育や、過激な性教育など思想的に色付けされた教育を正し、教育の正常化を目指していきたいと思います。残念ながら、先月の教科書採択では今まで通りで変化はありませんでした。教育委員会の議会軽視の姿が露呈されたのではないかと思っています。もう一つ、現代の子どもは我慢力が足りないと言われていますが、日本全体で家庭でのしつけや道徳力が低下しています。近年親子や校内で殺人事件が起きているのも関連性が無いとは言えません。そこで注目しているのは、日本人が最も礼儀正しく倫理観を磨いていた、江戸時代の教育で、何かヒントがあると思います。当時の藩校や寺小屋では四書五経などの中国古典の素読を基本としていたようです。個人的には、陽明学に大変興味を持っていますが、道徳力や倫理観が身につくと人格が向上し、人格が向上すると学力もアップするようです。そして、スポーツにおいても同じ事が言え、最近のスポーツ界で活躍している宮里藍選手や横峰さくら選手また、昨年のオリンピックで活躍した若い選手に共通している事は、親子の絆、即ち家庭力とそこで培われた躾にその源があるように感じます。これからは、地域の中で協力して頂き、昔の『寺子屋』に根ざした地域教育を試みてみたいですね。日本の未来を担う次世代の子どもたちに夢と希望をもてる社会を作りたいと考えています。」

■ご意見募集! FAX0466(25)6500
メールtaishin@tbg.t-com.ne.jp

◇プロフィール
昭和43年4月28日生まれ
藤沢市立高砂小・高浜中・県立鎌倉高校
武蔵工業大学土木工学科卒 中国・復旦大学留学
藤沢市議会平成17年度文教常任委員会 委員長  
(社)藤沢青年会議所2005年専務理事

◇政治理念
一、秩序と調和のある社会づくりを目指します!
一、正論が正論として通る社会・議会づくりを目指します!
タイムズHPに

辻堂リレートーク第一回松長泰幸さん前編を見る
辻堂リレートーク第二回真野喜美子さんを見る
辻堂タイムズ2005年8月号掲載記事