Human Story
辻堂見聞録 辻堂の人

豊島正誼(とよしま・まさよし)さん(茅ヶ崎市菱沼在住)
日本画家



58歳からの挑戦!日本画家を目指す

▲「緑映」100号


▲「三春瀧桜」100号


▲「懸瀑」120号


  豊島さん作品の前で 豊嶋さんの作品は緑の深みと澄んだ空気を感じさせ静寂さが心地よい。日本画とは和紙などに岩絵の具と膠(にかわ)で描く手法。「『絵描きは三代続くと身上潰れる』ってね。
 祖父も父も日本画家で、画家になりたかったんだけど諦めて理系に進学し、IBMに入社し新製品の開発を担当、競争社会の中で生きてきました」と豊嶋さん。52歳の時、早期退職制度で退社。「開発途上国の人々のお役にたちたいと思い日本語教師の勉強をしていました」。そんな折、フィリピンの新会社を軌道に乗せてくれないかと声がかかり赴任。3年後に帰国し、日本画家になることを決意した。
 一年半後、京都造形芸術大学通信教育部日本画コースへ入学。「芸術家を目指す20歳〜60歳代の様々な人が全国から集まり、色々な人に出会うことが出来ました。退職をして第二の人生を考える時、年を重ねてからでも上達できるもの、奥の深くなかなか到達点に達せられないもの、今までの人生が活かせるものが良いと思いました。絵は上手い下手は関係なく、人はそれぞれの美意識が違うところが素晴らしい。私は自然を描きたい。自然を
見て、感動したらスケッチし絵にします」。

タイムズHPに

辻堂タイムズ2005年9月号掲載記事